治療方針・コンセプト

帰来堂鍼灸療院の治療は、中医学の考え方を基にした鍼灸がメインです。耳鍼やプハン(吸い玉・カッピング)といった東洋医学の治療、電子温灸器フレッシャーによる温熱治療、レイキヒーリングも行っています。ご希望の多い美容鍼もご提供いたします。

痛みを取る治療

日本で一般に鍼灸に期待されているのは、肩こり・腰痛・膝関節痛などの痛みの治療でしょう。頸の寝違えやぎっくり腰などの急性の症状に対する即効性への期待も大きいです。
鍼灸の治療では、経絡上にあるツボや特効穴、反応のあるところなどに施術をして、身体の痛みを速やかに解消します。
東洋医学では「不通則痛、通則不痛(通じざれば則ち痛み、通ずれば則ち痛まず)」といって、氣の滞りが身体の痛み全般の原因だとしています。
帰来堂鍼灸療院では、東洋医学的な所見に基づき、氣を通すはりきゅう治療でつらい身体の痛みを和らげます。

心地よいはりきゅう治療

鍼灸治療は身体に金属の針を刺し、よもぎの葉から作った艾を焼いて治療をします。
全く痛みがないとはお約束できませんが、我慢できないほどの痛みではありません。また、鍼が身体の中に入ったときの重い感じは「鍼のひびき」といって、鍼がツボにきちんと当たっているときに生じるものです。
痛みの感じ方は人によって違います。初めてで恐怖心がある場合は敏感になります。帰来堂鍼灸療院では、長年の経験からそれぞれの方に合わせて治療をいたしますので、ご安心ください。鍼灸治療の原則は、刺激の強さは受け手の感受性に合せるというものです。心地よくはりきゅうを受けていただきます。
衛生面の配慮から、鍼はステンレスで全て使い捨てにしております。

身体全体を調える全身治療

鍼灸・東洋医学の治療の眼目は身体全体を調えることです。心身一如の考えから、心身の調和をもたらすことを目的とした治療と言ってもよいでしょう。
心と身体のバランスが取れた状態であれば、もともと誰もが持っている自然治癒力が心身の不調に対して最も適切な形で発揮され、治癒と健康へと自然に向かっていくことでしょう。このように、鍼灸・東洋医学は、自然の力、人がもともと持っている治癒力に信を置いている医療です。
帰来堂鍼灸療院では肩や腰などの痛みの治療でも、局所への施術だけでなく全身を調える治療をあわせて行い、自律神経を調節し、免疫力を活性化させ血行を改善することで自然治癒力を最大限に発揮できるように治療をいたします。
鍼灸・東洋医学は「調えること」を目標とする医術ですので、現代医学の治療とも調和します。病院での治療を受けていらっしゃる場合も、はりきゅう治療を併用することで、よりよい結果が期待できます。

冷えとり健康法の考え方を中心とした治療

健康とは調和であるとする東洋医学では、不健康あるいは病気の原因は不調和によると考えます。
私たちは生きていく上で「息・食・動・想・環」という5つのバランスの中で生きています。これは操体法の創始者・橋本敬三先生が提唱した概念で、すなわち呼吸、食事、身体の使い方、心の問題といった4つの基本的な生命活動に、私たち人間を取り巻く環境を加えたものです。
この「息・食・動・想・環」のバランスが崩れることから健康が損なわれるのですが、バランスが崩れることで「冷え」が生じ、万病の原因となるというのが「冷えとり健康法」の基本的な考え方です。
進藤義晴先生著「万病を治す冷えとり健康法」 こうした考え方は鍼灸・東洋医学の古典『黄帝内経』で述べられている内容と一致しています。
帰来堂鍼灸療院では、「冷えとり健康法」の考え方に沿って、「冷え」をとり、五臓六腑のバランスを取る全身治療をいたします。
「冷えとり健康法」はシンプルで力の強い生活療法です。シルクの靴下や半身浴で足を温め、食べ過ぎに気をつけ、心穏やかに暮らすことで冷えを作らない生活を送りましょう。帰来堂鍼灸療院ではシルク製品などの「冷えとり健康法」を行うためのグッズを取り揃えております。
1988年に出版された進藤義晴先生著「万病を治す冷えとり健康法」(農文協)は重版を重ね、ロングセラーとなっています。ぜひご一読ください。
当院の「冷えとり健康法」についてはこちらもご覧ください。