インスタグラムの投稿をシェアします。
Pray for Nairobi@prayfornairobiというアカウントの投稿です。
Solo7というストリート・アーティストが描いたもので、彼は選挙後の暴動に対して平和のメッセージを出し続けています。
ケニアでは2007年の大統領選挙の後、多くの人が亡くなるような激しい暴動が発生しました。
今年も大統領選挙が実施されたのですが、不正があるとのことで再選挙になりました。
その過程でやはり暴動、略奪が発生し、多くの人が犠牲になりました。現在も混乱が続いているようです。
Peace wanted alive
“Wanted Dead or Alive”という言葉がありますね。
西部劇でお尋ね者の指名手配で「生死を問わず」というもので、「殺してもいいから捕まえてくれたら賞金を与える」という意味でしょうか。
無理矢理文章にするとしたら、”regardless of whether”を補って”This person is wanted regardless of whether he is dead or alive.”でどうでしょう。
ケニアのスラムで不安定な生活を送っている普通の人たちが望んでいるのは『平和』です。
煽られて暴動が発生したりもするし、暴動に乗じて略奪を働くような悪い人もいるでしょうけれど、多くの人たちは平和を望んでいると信じています。
その平和は生きていないと意味がない。死んだ平和など言葉遊びにもなりません。
PEACE WANTED ALIVE
この街では平和が求められている。
はっきりとした素晴らしいメッセージですね。
Wanted Dread & Alive
さてWanted Dead or Aliveといえば、ボン・ジョヴィが歌った同名のヒット曲がありますが、まず私が思い出すのはピーター・トッシュのアルバムです。
“Wanted Dread & Alive” 指名手配で、ドレッドヘアーにしてて、しっかり生きてるぜ!