こんにちは。帰来堂鍼灸療院の坂光です。

日本を代表する鍼のメーカー、セイリンさん。
毎年カレンダーを送ってきて下さいます。

帰来堂鍼灸療院にはたくさんのカレンダーがあります。これは私の学んだ一本堂鍼灸療院の流儀を踏襲しているつもりです。
セイリンさんのカレンダーも毎年ありがたく掛けさせて頂いています。

さて、セイリンさんのカレンダーには「家庭で出来るツボ療法」が紹介されていて、2月は「花粉症」でした。

紹介されているツボは印堂、迎香、大椎の3穴。

印堂は鼻の疾患によく使われるツボで、鼻の通りをよくします。
迎香は、名前の通り鼻が詰まったりして匂いがわからないときに使います。陽明大腸経に属します。
大椎は、第7頸椎棘突起の下にあります。大椎とは大きな脊椎の骨の意で、第七のことです。風邪の引いて寒気がする場合にお灸をします。風の邪を除く効果があります。

鍼灸治療においては、鼻の状態を改善し全身を調えることで花粉症の症状が出にくくすることを治療の目標とします。
花粉が外から浸入してきますので、風の邪の病と考えます。
花粉症の時に鍼をすると症状がすっきりします。また治療を続けることで花粉症が出にくくなるよう体質を改善することもできます。
食事に気をつけて、生活習慣を改めることは必要です。

花粉症でお困りの方は鍼灸治療を是非お試しになってください。