冷えとり健康法のはりきゅう治療院、帰来堂鍼灸療院の坂光信夫です。
このたび『肩こり・首痛を自力で治す最強事典 (22人の名医、名治療家が極意を伝授)』に掲載されました。
22人の名医、名治療家の1人に入れて頂いたということで恐縮しています。

この本は肩こり・首痛を自力で治すための様々な方法を紹介しているのですが、私は「生活習慣」の分野で、「冷えとり健康法」をご紹介させて頂いています。

直立二足歩行をして、脳が高度に発達している私たち人類は、重い2本の腕をぶら下げ、パソコンの画面と向かい合い、人間関係などのストレスの多い毎日で、色々な理由で肩がこりますね。
肩こりは毎日の生活の中で生じるものですから、冷えとり健康法を生活に取り入れることで身体の循環、代謝をよくすることで予防につながります。

ところで「首」という字は「くび」と読みますが、これは本来くびから上の頭のことを指します。
この字は「頭髪の生えた頭部全体を描いた象形文字」(学研『漢和大字典』)で、上の「ソ」が髪の毛です。
戦国時代の「敵将の首をとる」とか「鬼の首を取ったような」という言い方をしますが、これは頭部ですよね。
本稿では書名を尊重して「首痛」としましたが、本来は「頸痛」とすべきところです。