こんにちは。
帰来堂鍼灸療院の坂光です。

インスタグラムで見つけた興味深い写真をシェアさせて頂きます。

和訳)
平均的な#鍼 の太さはは、平均的な注射針の約10分の1で、人の髪の毛の約2倍に過ぎません。
鍼の独特の響きを感じることはあっても、鍼で痛みや不快感が生じることはありません。

鍼灸で使う鍼は、注射針よりはるかに細く、髪の毛と変わらない位ということは鍼灸師なら
みんな知っている常識的なことです。
そのことをとてもわかりやすく描いていますね。

さらに注射針の場合は薬剤を注入するために管になっていて、竹槍のように斜めにカットした形になっていますが、鍼灸治療に使う鍼の場合はするどく尖っています。
皮膚を切って針を刺入する時に痛みが生じるので、尖っているほうが短時間で皮膚を通過しますので痛みが少ないのです。

実際、「鍼がこわい」と敬遠される時に「注射も苦手だから」と言われる方が多いのです。
鍼と注射針は太さも形も全然違います!

私は鍼灸師として、鍼治療未経験という方に数多く鍼をさせていただいています。
ですから私は初めての方でも不安はないのですが、患者さんの方が心配させるお気持ちはよくわかります。

ここに書いてあるように”no pain & disconfort”とまでは…残念ながらちょっと言い切れません。
接触鍼のように刺さない鍼であれば無痛と言ってもよいと思います。

少なくとも身体の中に刺すのであれば多少の痛みはどうしてもあると言わざるを得ません。
でもそれほど耐え難いようなことはありませんし、実際多くの患者さんには「思ったほど痛くない」と言っていただきます。

それから”typical mobilization sensation”もあります。いわゆる鍼の響きですね。
鍼を操作して、響きを生じさせて治療の効果を上げるということをいたします。
それもそんなに痛いものではありませんし、患者さんの感受性に合わせてコントロールするものですから、
鍼が効いている感覚を気持ちよく味わっていただけるものです。

とても敏感な方や鍼がどうしても怖いという方の場合でも、治療にお越しいただければ何とかできるだけのことはいたします。
“no pain & disconfort”と言い切ってしまうとやはり嘘になってしまいますが、できるだけ痛みの無い施術ができるよう
努めておりますので、ぜひ一度お試し下さい。