昨日上京して「瓜生さんを偲ぶ会」に参加してきました。
瓜生さんというのは瓜生良介先生のこと。
アンダーグラウンド演劇の演出家にして鍼灸師。
世界快医学ネットワーク:WKN(現・特定非営利活動法人世界快ネット)の創立者であり、さまざまな自然医療を統合した『快医学』の提唱者として世界中でセミナーを開催。

私は鍼灸学校に入って間もなく快医学のことを知り、同級生と一緒にセミナーに参加しました。
その後、 当時の「快医学の里研修センター」にて見習いをさせていただくことになり、先生の臨床を間近で拝見させていただきました。

しばらく快医学の里でお世話になった頃、東洋医学、特に陰陽五行論などをもっと勉強したくなって、鍼灸の勉強に力を入れるようになりました。(鍼灸師ですから当たり前ですが)
帰来堂では快医学のやり方も取り入れていますが、鍼灸がメインです。

昨日の偲ぶ会では、当時快医学の里でご一緒していた懐かしい方とたくさん再会しました。
治療家として当時から尊敬している方とも久しぶりにたくさんお話ができました。

快ネットは、東京電力の福島原子力発電所事故以降、健康相談会などの被災者支援の活動を活発に行っています。
当日も偲ぶ会の前にはそうした活動の報告会があったようで、偲ぶ会においても様々なお話を伺うことができました。

瓜生先生と快医学から学んだことを改めてとらえ直してみなくては、と思っています。

偲ぶ会には瓜生先生を慕うたくさんの人が集まりました。瓜生先生らしく、とても明るい雰囲気で、皆さん杯を重ねつつ、旧交を温め、かつ現在の問題について熱く語り合っていました。